早速だけど、プリンセスメーカーというゲームを知っているでしょうか?
今や日本中誰でも名前は知っているであろう
『エヴァンゲリオン』の制作会社
GAINAXが世に送り出した育成シミュレーションゲームです。
余談ですが、GAINAXって会社は今でこそ有名ですが、昔はPCゲームでエロゲっぽいなにかも作ってたりしてました。前回登場した友人Aがバリバリはまっており
「いつかここに就職する!」とまで言った会社です。
さて、プリンセスメーカー(以下『プリメ』)のおおまかな内容を説明しますが、記憶を元に書くので間違いがあるかもしれません。詳しく知りたい人はぐぐってください(笑
・勇者が世界を平和に導いた報酬として孤児の女の子(赤子)を授かる。(報酬というか平和のためにうんにゃらだった気がする)
・その子18歳まで育てる。
・育て方によっては、戦士、娼婦、プリンセス、嫁…etcっと多彩な未来を迎えられるマルチエンディングシステム。
まぁ、こんな感じだったと思います。
今では育成ゲームにありがちな『勉強』『休養』等のアイコンを選択して、娘を育成していきます。
私が高校生だった頃に発売され、それはそれは一世を風靡した金字塔ゲームです。
当時はパソコンなんか買える財力もなく、またゲームだけにパソコンを買うってのもちょっと気が引けるので雑誌で眺める程度でした。
ところがこのゲームがMSXに発売されることになったのです。
「MSXってなに?」っと思う人がいるので、ちょっとだけ説明。パソコンが20~30万位した時代の簡易パソコン、7万前後。
つまり、性能は劣るけどパソコン。ゲームに特化してる面もあるけど、キーボードもついてる。そんなもんだと思ってください。
…で、このMSXの中古を友人から色々込みで5000円で譲ってもらいました。
もちろんプリメをプレイするためだけど、もっと心を動かされたことがった。なんとMSX版のプリメは…
『娘が喋る!』のですよ。しかも声優が当時はそこそこ有名どころの方。これはもう買いですよ
念願のプリメを手に入れた私。
もう夜通しプレイしまくりました。
あ~、言い忘れました。時系列で言いますと、
ときメモよりこっちの方が先です。
さて、プレイして数日経った頃、ゲーム中に起きるイベント絵に釘付けになる。
そのイベントは、
少女時代の娘が全裸で海水浴をしているシーンであった…
あんまり覚えてないけど、特定年齢と、ある季節にバカンスだか休養だかで発生した気がします。
とにかく、そのシーンが衝撃的だった。。
当時私は高校生でしたから、もうエロ本・エロビデオ等々の
『エロ』が付くモノはだいたいかじってました。
幼い子でも、胸が膨らむ前の裸体はセーフ!みたいな風潮が日本にあってTVでも普通に流れてたし、あんまり驚かなかった。
けど、このシーンは印象深かった…
※画面はイメージです(まったく違います) なんだろうね。エロいのですが、
「我が娘!」的な目で見ると
美しい…
そう思えた。
血気盛んな時期にこの衝撃的なイベントは、
自分自身の人生の分岐点だったのかもしれない。
そして、女性(キャラ)の
バストサイズを気にするようになるものこの頃からだと。
私はロリコン気がやっぱりあったんだな…ってことです。
ちなみにこれ以降は、他に発症することなく静かに暮らしてます。
町田ひらくの本を見るまでは…(´・ω・)
ここまで書いた内容が『嫁シリーズ』とはだいぶかけ離れてきたんで、次回は違うタイトルで、この続きの過去話しは続けます。タイトルなにがいいかなぁ…
でも、引き続き『嫁シリーズ』も終わらせるまで続けます。
今続けます!
すぐ繋ぎます!
はい!
冒頭にも書いてる通りで『嫁』は結局見つかってません。ネタバレ乙ですよ本当に!(笑
さて、時系列を戻します。会社に入ってからです。実はときメモやってたの社会人になってからでした。アヒャ
この頃は、社会人の財力でゲームソフトばかり買ってました。ソフトだけでは飽きたらず、ゲーム機そのもの複数所有しておりました。
ただ、ゲームはあるがゲームをする時間が無いというジレンマに陥る。
購入したゲームも、気になる声優やキャラが出ていたりしたので買うだけ買って積みゲーというありがち展開。
アニメも当然の如く見ている暇もないのですっかり疎遠。
こんな状態で嫁など見つかるはずもない。
次第に2次元から、キャバクラや風俗に通う社会人となってしまった。
その原因は、体育会系の職場。
飲み会も多く、ナンパも多い。カラオケ全盛期ということもあり、集団で飲んだらカラオケというお決まりなコース。ほぼ毎晩。
「ノーパン喫茶」
「古いよ…」 時間が作れなくなったのはこのせいっと言っても過言ではない。
そんな生活が2~3年続いたある日、先輩が会社のパソコンでチャットをしているのは発見した。
しかもアダルト系チャットだ。
当時、チャットどころかインターネットの事も知らなかった私。
この先輩に唆されるかのように
女役としてチャットデビューすることに。
先輩が狙う女性に群がる男性の目をこちらに向けるのが目的だ。
男性とは悲しいもので、ちょっとエロネタをふっておけば一気に目がこっちに向く。
先輩は無事にツーショットチャットに行けたようなので、私もこれで退散…かと思ったけど、案外これが面白い。
あの手この手で気を引こうとする言葉攻めに、自分の中に眠る何かを呼び起こした。
男として参加したい!次の日からチャット三昧。
最初は女性として、チャットでの話術を磨く。磨くというか、寄ってくる男性陣の言葉使いを参考にしていた。そして男性として参加。
けど上手く喋れねー!(笑
こんなことを繰り返していた。
もちろんアダルトチャットだけではなく、自分の趣味にあうチャット部屋にも足を運んだが、話がマニアック過ぎてついていけなかった。。
次第に話題が日々変わるアダルトチャットに入り浸り、女性落とそうと躍起になる。
そして、そこで出会った15歳の女の子に恋をした…ええ...わかってますとも。
彼女が男かもしれないってことも!
考えれば、Win95が世に出まわって間もないくらいの時期にPC系に詳しくない人がチャットルームでわいわいとか考えにくい!
実際オフ会とかもありましたが、ほぼ全員が私よりPCに詳しかった。
まぁ、私がチャット以外知らない程度の知識で、IPアドレスで社名とか全部わかるなんて知りませんでしたから(笑
「えあ15さい?」 しかしもうダメ。
彼女の言葉の言い回しといい、気遣いといい、会えなくともお話し出来るだけで幸せだった。
そう、好きなものに会えなくても大丈夫な耐久を学生時代に身につけていた!
次第にチャットが恋愛ゲームのように思えてくる。
もうさ、これも2次元の恋だと思うんです。
アニメキャラに恋をするとか、ゲームキャラに恋をするとか。
これはもうネットキャラに恋をするってやつです。
ネトゲ時代に
ネカマとしてキャラ告白を受けてる自分としては、あーなるほど…っと、今考えると納得してしまう。
結局半年ほどで彼女は消え、私は私でチャットルームでは有名な常連となり、オフ会やったりとリアル路線になってしまったが、この子のことも忘れないだろう。
中の人が居るだろうけど、チャットという文字だけの世界だと立派なキャラとして確立するだろう。うんうん、きっとそうだ。
そしてこの後、インターネット…ネトゲの世界にどっぷり浸かることになるが、ここではもう好きになる対象は生まれてこなかった。